FXビギナーが知っておきたい「リスク回避法」とは?



FX(外国為替証拠金取引)を行う上で重要なのが「リスクを最大限に抑える」ということ。
そのためには以下3つの方法が基礎的なポイントとなります。

1)レバレッジを可能な限りかけない
2)資産を分割する
2)取引を分割する

まず1)の「レバレッジをかけない」という点について見ていきましょう。
レバレッジを過剰にかけたトレードを行うと、外貨急落の際のリスクはその分大きくなります。
例えば以前に起きたオーストラリアドルの急降下の際に、レバレッジをかけすぎていたら、どうだったでしょうか?
もちろんスワップポイントで、少々のリターンは掴めたかもしれませんが、資本の多くは失われてしまったはずです。

またスワップポイントでのリターンを得ていくスタイルを選択する場合でも、レバレッジを抑えることは避けられません。スワップポイントでリターンを積み上げていくには、長期的な視点での資産運用が必要になります。
運用期間が長くなればなるほどリスクを抑える必要が出ますから、やはりレバレッジによるリスクの上昇は控えておきたいところです。

次に2)の資産分割法について見ていきます。
資産分割とは、資産をひとつの外貨に集中させず、様々な通貨(外貨)や先物取り引き等に分散をさせる方法です。
この方法を用いておけば、万一ひとつの通貨が暴落した場合でも他の外貨・先物取引でリターンを掴み、資産を減らすリスクを回避できます。

ただし、この方法でも「100%のリスク回避」とはなりません。
一世紀に一度といった稀な発生ではありますが、例えば2008年におきたリーマン・ショックのような市場の大暴落が起こった場合には分散をさせた全ての資産価値が下がってしまいます。
このような有事の場合にはリスク回避ができず、財産がゼロになってしまう可能性もあるのです。

また資産分割法はFXビギナーにはあまり向いていない点があります。
扱う金融商品が一気に増えることで、安定した運用が行いづらくなるのです。
もちろん技術や知識・経験を備えたベテランであればOKなのですが、ビギナーの場合には「いきなり資産分割」という方法は避けたほうが良いでしょう。

ではビギナーはどんな方法を取るべきか?
それが3)の「取引を分割する」という方法です。

これは1回の取引で扱う金額を少額に抑え、複数回の取引にするというもの。
例えば1万円の取引を1回で行うのではなく、5000円を2回、1000円を10回といった風に分割していくわけですね。
FXビギナーの場合には、どうしてもリスクを考えずに取引を行ってしまうことも避けられません。
このようなときにも取引の分割をしておけば、リスクを最小限に抑えこむことができるというわけです。

ビギナーの時からきちんとリスクを考えた取引を行うことが、確実なリターンを積み上げていくことに繋がります。
取引分割法はシンプルな方法なので、FXを始めたばかりという人も気軽に取り入れられますよ。