損失の予期こそが 勝利への近道



sfff「上げ」か「下げ」かの二者択一、それがFXの世界です。相場の変動が常に2分の1の確率である以上、FXで損失を完全回避することは不可能に近いといえるでしょう。

たとえば、順調だったトレードの最中に突然損失が生じると、それは大変な衝撃となってトレーダーの平常心を揺さぶります。だからといって、動揺してはいけません。

そこが踏ん張りどころなのです。生じてしまった損失をなんとか埋め合わせようとして、損失分の2倍のロット数で反対売買した瞬間相場が反転し大損失、という失敗はだれにでも起こり得るものだからです。

損失をあらかじめ予想しておくことは、このような意味でとても重要です。損失予期の元、自分のトレードルールに則って注意深く取引を続けてこそ、最も望ましい局面でのストップ(損切り)が可能となるのです。管理人も外資系ハイローオーストラリアでその経験があり危ないところでした。要は、発生以前の損失予期が、どれほど大切であるかということです。

そういうわけですから、自身のトレードルールを模索中の方にとって最も参考になるのは、損失を踏まえた方法を推奨している手引きだといえます。時に出くわすことのある『勝率100%』などという触れ込みには、十分注意が必要です。

さらに言うならば、生じてしまった損失については、ありのままに受け止めるのが最善の策です。これまでの取引が水の泡になったなどとネガティブに考えることは、メンタル的にもよい影響を及ぼしません。むやみに不安に陥ったり、損失埋め合わせのために躍起になったりして、思わぬ行動に出てしまうことになりかねないからです。

仮に損失が生じたとしても、様子見しながら慎重に取引を進めましょう。現在の取引方法が良いか悪いかは、少し時間がたってからでないと本当にはわからないからです。

心を落ち着けて少し長めのスタンスをとり、多少の損失を恐れることなく自身のルールで取引を続けていくことが大切です。そのようにして中・長期的な視野で取り組み、年率20%増程度になったならば、あなたのトレードは他のどのような取引よりも素晴らしい結果を生んだといえるのです。

また、いったんトレードを休んで冷静さを取り戻すと同時に、損失に至った経緯を自己分析するのもよい方法です。分析結果を今後のトレードに生かし勝率を上げることができれば、まさに一石二鳥です。FXに興味を持っている方にとっては死活問題のことですね。

トレード手法の上手下手やテクニカル指標の的確な読み。それら以上に大切なトレード成功の秘訣が、損失の予期と事後分析であるといえるでしょう。