資金管理から投資スタイルを考える



ここ数年で一番の流行を見せているFXは、2つの異なる通貨を売買して為替差益を求めていく投資取引になります。
投資であるため、もちろん利益を産むこともできるのですが、損失を被ってしまうこともあります。
これは、FXばかりに限ったことではなく、投資全般に言えることになりますが、取り引きを行っていると、ついつい一回ごとの投資ばかりに目が行ってしまいがちです。
しかし、こうした投資取引は通常は長い時間をかけて繰り返していきながら利益を積み上げていくものであり、自らの手元にある資産の増減をしっかりと管理して続けていくことが大切になります。

では、このような資金管理をしていくために大切な事とはなんでしょうか。
その答えの一つが、リスクをしっかりと考える、という事になります。
投資取引で利益を作り出すことは、為替レートの動きや他の投資家たちの思惑なども働くため、予測通りにならないことは想像に難くないと思います。しかし、リスクを考え、それに対して資金管理を行っていくことは、初心者であったとしてもできる事なのです。
こうした意識を持つか持たないかの違いは、小さなことではあるのですが、じつは大きな利益の獲得へつながる第一歩になっているのです。
では、これら資金管理を明確にしていくためには、何をすればよいのかという事になりますが、まずは投資スタイルの形から見直していくと良いでしょう。
まずはじめに、自分のそれまでの投資の仕方を冷静に判断していきます。相場の値動きにつられ決済チャンスを逃してしまっていたり、ハイリターンを狙いすぎて損失ばかりを被っている事もあるかもしれません。

今までの事を忘れてしまっているようであれば、それを頭の中に残しながら、数回の取り引きを行い弱点の洗い出しをしていくのも良いでしょう。
それが終わり、自分の弱点が分かったのであれば、次はそれに対応させた自分なりの取り引きをする上でのルール決めをしていきます。
一つの取り引きを開始するところから、終了するところまでの手順を分解し、その項目ごとに決めていくとやりやすくなります。
具体的には、一回の投資資金の最大値の決定、通貨を持ち続ける最長期間の決定、信用取引であるレバレッジの最大使用倍率の決定、一回の投資を終了する利益、損失の金額の決定、、一区切りの投資資金の最大値の決定、一区切りの投資を終了する利益、損失の金額の決定、などになります。
こうした事を、あらかじめ決定しておくことで、冷静に投資取引が行うことができるようになり、資金の現在の状態が明確になっていきますので、資金管理も余裕を持って行うことができるようになるのです。
初めの内は面倒かと思うかもしれませんが、多くの上級者の投資家たちは、何がしかの形でそれぞれにこういうルールや方法を編み出して実践しています。
また、こうしたルーチンを作っておくことにより、熱くなりすぎたり弱気になった時にも投資のスタイルがぶれることがありませんし、より広い視野で投資を考えることができるようになります。
スタイルが確立すれば、その弱点や強みもよくわかるようになり、さらになる利益を掴んだり、大きなリスクを事前に回避することもできるようになるでしょう。